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マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産売買お役立ち > 景色は抜群、でも面倒くさいこともある。 タワーマンション上層階に住むメリット・デメリット

2019-11-25

最終更新日:2019-12-25

景色は抜群、でも面倒くさいこともある。 タワーマンション上層階に住むメリット・デメリット

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  • タワーマンションに住むメリットは具体的に何があるの?
  • タワーマンションに住む際に知っておきたいデメリットはあるの?
  • タワーマンションは住みやすい?

この記事では上記のようなタワーマンションに関する疑問にお答えしていきます!

一度は住んでみたい憧れの住宅に挙げられることも多く、住むことが一種のステータスともなるのが、タワーマンション上層階の物件です。すばらしい眺望、充実した共用設備といった豪華なスペックを誇るタワーマンション上層階に人気が集まるのもうなずけるところ。

しかし、そんなタワーマンション上層階も、実際に住むとなればメリットばかりではありません。高額なタワーマンション上層階をせっかく購入したのに、住んでから後悔することのないよう、タワーマンション上層階に住むことの利点と短所を理解しておく必要があります。

具体的に確認していきましょう。

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タワーマンション上層階に住むという憧れ

東京の都心部や日本各地の大都市を中心に建設されるタワーマンションは、都市部ならではの利便性という基本的なポイントをおさえながら、住まいから眺められるすばらしい景色や、商業施設やラウンジといった共用設備の充実といったように、多くの付加価値をもつ物件です。

タワーマンションに住むうえで知っておきたいポイントは以下の通りです!

  • タワーマンション上層階は景観が良いなどの6つのメリットがある!
  • タワーマンション上層階は災害時に弱いなどの4つのデメリットがある

そのタワーマンションのなかでも上層階に住むことは、もはや一種のステータスともなっています。タワーマンション上層階に住む方がそのことを強く実感するのは、マンションのエレベーターで、同乗するほかの方の目の前で、住んでいる階数のボタンを押すときだとか。上層階に住むことで魅力が増すタワーマンションは、憧れの住まいなのです。

そのようなタワーマンション上層階の住まいには、もちろんメリットもありますが、同時にデメリットもある点に注意が必要です。

タワーマンション上層階は景観が良いなどの6つのメリットがある!

タワーマンションには以下のようなメリットがあります。

1.景色が抜群にいい

タワーマンション上層階であれば視界を遮るような建物はなく、窓からは見晴らしのいい景色が広がるでしょう。外から見られる心配もなく、カーテンを開けっ放しにして眺望を楽しむことができます。

マンションが建っている場所によっては、夏場に花火大会が見えることも! 雨上がりには虹が見えたりと、何年住んでも見飽きることのない景色を楽しめるのです!

2.害虫が出にくい

タワーマンションの上層階ともなれば害虫の侵入が困難であり、虫が出にくい環境といえます。季節や時間を問わず気兼ねなく換気でき、虫対策などに気を遣うことも少なくなるでしょう。

3.防犯面で安心

建物の周辺が明るく、24時間の防犯体制が整っていることの多いタワーマンションでは、セキュリティ面でも安心できるシーンが多いはずです。ただし、上層階とはいえ空き巣や不審者の侵入がないとは限りませんので、戸締まりは忘れずに。

4.窓を開けると心地いい風や光が入ってくる

高度のある上層階は風通しがよく、窓を開ければ心地いい風を部屋に入れることができます。夏場はヒートアイランド現象の影響を受けることも少なく、涼しく保ちやすいというのも特徴です。

加えて、マンションが高ければ高いほど太陽の光をさえぎるものがありません! 冬でもポカポカとした日光を楽しむことが可能です!

5.付帯施設やフロントマンのサービスを受けられる

タワーマンションの下層階には公共施設が入っていることがあります。それらの便利なサービスをエレベーターで下に降りるだけで使うことが可能です。

加えて、タワーマンションには経験が豊富なフロントマンが常駐しています。ですから、いざというときに頼って問題を速やかに解決してもらえるというメリットがあるのです!

6.値崩れしにくく節税対策になる!

タワーマンションは今も昔も人気の建物です。ですから、売却時に購入時からそれほど値崩れすることなく売ることができます。

また、タワーマンションは購入することで「タワーマンション節税」と呼ばれる節約をすることができるのです。この節税対策を活用することで、土地の相続税評価額を最大80%減額することもできます!
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タワーマンション上層階は災害時に弱いなどの4つのデメリットがある

一方、タワーマンションは災害に弱く洗濯しにくいといったデメリットもあるのです!

1.昇り降りが面倒

ちょっとした買い物に行くのでも何十階も移動しなければならないタワーマンション上層階は、昇り降りが面倒になりがちです。共用フロアに商業施設が整っているマンションでは、マンションの外へ出かけるのが億劫になることも。

2.エレベーターがなかなか来ない

大きいタワーマンションではエレベーターは数台設置されていることが大半ですが、それでも通勤・通学時間帯などでレベーターが混み合えば待ち時間が増えます。このことも、前述の「昇り降りが面倒」に拍車をかける理由の一つです。

3.災害時の避難の負担が大きい

タワーマンションでは、災害が発生した場合にエレベーターが止まってしまうことが少なくありません。地震が起こると上層階では揺れも大きく、階段での避難は負担が大きくなります。停電の復旧が遅れれば、階段での移動が数日続くこともあるのです。

加えて、タワーマンションは電力によってポンプを稼働させて、水を上層部まで送っています。そのため、災害で停電をすると水の供給もストップしてしまうのです! 飲料水がなくなるだけでなく、トイレを流すことすらできない! といった事態が発生してしまうといえるでしょう。

4.外に洗濯物を干しにくい

風通しのよさの裏返しでもありますが、上層階では風が強いため、バルコニーに物を置いたり洗濯物を干すと飛んでしまう危険があります。そのため、そうした行為が禁止されていたり、現実的に困難なことが多いのです。

タワーマンションに住むうえでの災害対策とは?

タワーマンションのデメリットで最も意識しておきたいのは災害時の弱さにあるといえるでしょう。しかし、物件を購入する際に災害に強いかをしっかりと確認し、日ごろから災害対策をしておけば、災害時も安心して住むことができます。

以下の対策ポイントをしっかりと意識しておきましょう。

災害に強い土地のタワーマンションを選ぶ!

地震や水害といった災害は日本のどこでも起こる可能性があります。しかし、災害が起きやすい土地や地震などが起きた時に被害を受けやすい場所などは存在しているのです。

事前にハザードマップを確認して自分が住みたいタワーマンションが災害に弱い土地に建っていないかを確認しましょう。また、直近の災害があったときの被害状況などを調べて、災害時にエレベーターといったライフラインがきちんと動いていたかということを確認するとなお良いです。

停電への対策をしているかを確認する

災害が発生したときに電気の供給がストップすると、電気がつかなくなるだけでなく、エレベーターも使えず水が出なくなってしまうこともあるのです。

購入希望のタワーマンションに予備電源などがあるかを確認しておきましょう。また、この際に電気室や水を押し上げるポンプ設備がどこにあるかも調べるのが大切です。これらの施設が地下にあるタワーマンションは要注意! 台風などの水害があった場合、地下に水が流れ込んできて配電装置やポンプが壊れてしまうことがあるのです。

装置が壊れてしまうと、予備電源があっても電気を供給することは不可能になります。そのタワーマンションがどれくらい災害を意識しているかを調べておきましょう。

簡易トイレや食料を用意しておく

災害に備えて各家庭で非常食や簡易トイレなどを準備しておくと安心です。火や水を使わなくても食べられる食料を備蓄しておきます。最低3日分あると安心です。

緊急時にはエレベーターが止まる可能性も意識して、なるべく外に出なくても生活できる環境を整えておきましょう!

デメリットもふまえてタワーマンション上層階に住むか判断しよう

眺望のよさなどイメージしやすい利点に対して、移動の面倒さやエレベーターの待ち時間が長いといったような、タワーマンション上層階に住むデメリットは、住んでみて初めてわかることが多く、それだけ生活のなかで不便を感じやすいということでもあります。ほかにも、管理費が高いといったデメリットも。

華やかな魅力の裏に、影も潜むタワーマンション上層階での居住を考えるならば、メリットとデメリットの両面を理解したうえで判断しましょう。

後悔しないように物件選びをきちんとしてタワーマンションに住もう!

どのような物件にも、メリットもあればデメリットもあるもの。タワーマンション上層階も例外ではありません。ポイントは、後悔しない物件選びをすること。デメリットを知らずに入居して、あとで悔やむといったことは避けたいものです。


最終更新日:2019-12-25

 

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