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マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産売買お役立ち > 新築で購入した一戸建てを水害や浸水から守りましょう。一戸建て向け水害・浸水対策まとめ

2019-08-28

最終更新日:2019-12-25

新築で購入した一戸建てを水害や浸水から守りましょう。一戸建て向け水害・浸水対策まとめ


  • 水害や浸水対策は必要?
  • 新築で家を購入する際に取れる対策はあるの?

近年、台風や豪雨による浸水や水害の事故が増えてきています。そのため、水による災害を意識し始めた方は多いのではないでしょうか?
本稿では水害に関する疑問や対策方法について確認していきます。

水害や浸水は対策できる災害

水害や浸水は事前に対策をしておけば、災害の程度を軽くし、水から自宅を守ることができます。まず、対策としておさえておきたいのは以下の二点です。

  • 経験したことがない水害が増えた今。水害・浸水対策は絶対に必要!
  • 新築一戸建てを購入する前にハザードマップは調べておく

詳しく確認していきましょう。

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経験したことがない水害が増えた今。水害・浸水対策は絶対に必要!

水害対策や浸水対策をこれまで意識してこなかった人も多くいるのではないでしょうか?
「長年、この地域に住んできたけれど、ひどい雨や台風の被害に遭ったことはないから対策をしなくても大丈夫!」と考えている方も少なくないはずです。
しかし、これまでは水害に遭ったことがない地域だったとしても油断はできません。
「エルニーニョ現象」や「ラニーニャ現象」と呼ばれる気候変動の影響を受けて、これまでは水害がなかった地域が、ゲリラ豪雨や爆弾低気圧に見舞われることが増えているのです。
水害はもはや他人ごとではありません! 水害・浸水対策は絶対に必要です!

新築一戸建てを購入する前にハザードマップは調べておく

新築で家を購入する際に「ハザードマップ」を確認しておくことが、浸水や水害対策において重要になってきます。
水害対策のポイントは、雨などであふれた水がどこに行くのかということです。当然、水は高いところから低いところに流れていきます。そのため、土地が低い場所に水は集まってしまうのです。海抜0メートルの地点などは注意が必要といえるでしょう。
ですから、家を建てるときには、海抜の高い土地に家を建てることが重要です。海抜は、「ハザードマップ」で調べることができます。小高い土地などに家を建てれば、水害に遭う可能性をかなりおさえていくことができるのです。

こんな家は水害に弱い!注意したい3つのポイント

自宅を小高い土地に建てたからといって、家そのものの構造が水害に弱いものだと、水害対策効果は激減してしまいます。水害に弱い家のポイントは以下の3つです。

基礎の低い家

都市部の3階建ての住居に多いケースです。都市部の場合、都市計画法により建物の高さを抑えなくてはならないことが多くあります。その制約の中で高層階の家を建てる場合、基礎を低くしなくてはなりません。基礎の高さが低くなると、床下の空間や家そのものの高さが低くなり、水害があったときに浸水などの被害を受けてしまうのです。

地下のある家

地下や半地下の構造の家は、隠れ家的で人気です。しかし、地下は地面を掘って作ります。そのため、水害などが遭ったときに地盤から水が染み込んできて浸水してしまうのです。

床下換気口を設置している

床下換気口は換気に便利です。しかし、水害があったときに喚起口から水が流れこんでくるというケースが多くあり、水害には弱いのです。

【一戸建て向け】今日からできる水害・浸水対策

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すでに家を建ててしまっている場合や、やや低い土地に家を建てたい場合は、水害や浸水の対策をしておきましょう。対策としては以下のようなものがあります。

業者に依頼をする対策

業者に依頼する対策としては以下のようなものが存在します。

  • 盛り土をして敷地の高さをあげる
  • 家を建てる時に基礎を高くする
  • ピロティ構造などの一階部分に居住空間を作らない建築方式を取り入れる
  • 浸水防止壁や土嚢などで家を囲む

浸水や水害の予防には、家そのものの高さを高くすることが重要といえます。基礎を高くしたり土を盛ったりして、高さを確保することが大切です。
また、土嚢などで家を囲んで水が入り込まないようにするのも対策としては有効といえるでしょう。

自分でできる対策

業者には金銭的な問題などで依頼できないならば、下記のような対策や準備を自分でしておくようにしましょう。

  • 土嚢や水嚢を備蓄しておく
  • 二階部分に生活の拠点を集約しておく
  • 非常用備品を用意しておく

土嚢や水嚢は水の侵入を防止してくれる効果があります。防雨や台風の際には、窓や玄関の出入り口、さらにはトイレなどの排水溝から水が浸入してきます。その際に、玄関などには土嚢を、排水溝には水嚢を設置することで水の侵入を防ぐことができるのです。
また、低い土地などでは水害を完全に防ぎきることはできません。ですから、水害は起こるものと考えて、生活拠点を二階部分に移して置き、一階には貴重なものや水に弱いものを置かないことも大切です。さらに、非常用の食糧といった備品も準備しておくとよいでしょう。

まとめ 水害は事前の対策で防ぐことができる!

近年、気候変動などの影響で日本でも豪雨の被害が増えつつあります。水害の対策をしっかりとしておくことが重要だといえるでしょう。
新築で購入した家を守りたいのならば、高い土地に家を建てるのが一番の対策になります。「ハザードマップポータルサイト」を確認して、低い土地には新築の建物を建てないようにしましょう。
また、すでに低い土地に住居があるのならば、土嚢や水嚢などを準備しておき、水害に備えることが大切です。
水害は事前に対策をしておけば被害をかなり抑えることができます。ほかの災害と同じようにしっかりと意識して対策をしていくようにしていきましょう!


最終更新日:2019-12-25

 

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