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マイホームブック(byスターフォレスト) > お金・制度 > フラット35は誰でも融資可能!?中古と新築で利用条件が異なるフラット35について

2019-07-04

最終更新日:2019-12-25

フラット35は誰でも融資可能!?中古と新築で利用条件が異なるフラット35について


住宅ローンを利用する際は、フラット35がおすすめです。しかし、初めてフラット35を利用する際は、利用条件がよく分からないですよね。そもそもフラット35ってなんだろう?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、フラット35について、利用方法やポイントまでしっかり解説していきます。ぜひ参考にしてください。

最近よく聞くフラット35とは?

フラット35とは、最長で35年のローンが組める住宅ローンのことです。新築の住宅を購入または建築する場合、中古住宅を購入する場合の資金として利用することができます。金利は固定のため、先々のお金の計画を立てやすく非常に人気です。また、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している住宅ローンなので、安心して利用することができます。

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フラット35の特徴5つ

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フラット35は、次のような特徴があります。

金利がずっと固定で安心

資金を受け取る際に、返済が終わるまでの返済額と金利が確定します。ローンを返済している間に市場の金利の変動があったとしても、資金を受け取る際の金利は固定されているため、余分に支払ったり返金されることはありません。

メニューがいろいろある

フラット35のメニューとしては、次のようなものなどがあります。

  • 高いレベルの住宅を購入するための【フラット35】リノベ、【フラット35】S
  • 積極的に子育て支援や地域活性化について取り組みする地方公共団体と住宅金融支援機構が連携する【フラット35】子育て支援型・地域活性化型

また、住宅金融支援機構が決める技術基準によって、物件検査が行われます。

保証人、繰上返済手数料の必要なし

保証人は必要なく、返済している際に返済方法を変えたり、繰上返済を行ったりする際の手数料も必要ありません。利用している人に万一のことがあった場合のために、新3大疾病付機構団信や新機構団信が準備されています。
また、いろいろな返済方法のメニューも準備されています。

新機構団体信用生命保険制度がある

【フラット35】の新機構団体信用生命保険制度は、入っている人が亡くなったり、一定の身体障害になったりした場合などに、住宅金融支援機構の保険金が返済に引き当てされるので、【フラット35】のその後の返済が無くなる制度です。

残った家族に大事な自宅を残すために、ぜひ新機構団体信用生命保険制度に入りましょう。

いろいろな返済方法のメニューがある

長期間におよぶ住宅ローンの返済中には、子供が進学するために支出が一時的に多くなった、余裕なお金がまとまってできたなど、収入や普段の生活の状況などが変わる場合があります。

このような場合に柔軟に対応するため、いろいろな返済方法のニューがあることを覚えておくと便利ですよ。

新築一戸建ては無条件に利用可能?

フラット35を新築一戸建てで利用する際は、次のような条件があります。

  • 住宅の床面積は70㎡以上
  • 購入価格や土地代含む建設費が1億円以下(税込)
  • 住宅の耐久性などは、住宅金融支援機構が決めた技術基準に適合しており、検査機関の適合証明書があること
  • 築年数などは、申し込みする時点において竣工してから2年以内の新築の住宅

中古住宅での利用条件とは?

フラット35を中古住宅で利用する際は、次のような条件があります。

中古マンションの場合

中古マンションでの利用条件は、4つあります。

  • 住宅の床面積は30㎡以上
  • 購入価格が1億円以下(税込)
  • 住宅の耐久性などは、住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合しており、適合証明技術者あるいは検査機関が発行する適合証明書があること
  • 築年数などは、申し込みする時点において竣工してから2年をオーバーしている住宅あるいは人がすでに住んだ住宅

中古一戸建ての場合

中古一戸建てでの利用条件は4つあります。中古マンションとの違いは、床面積の広さが挙げられます。

  • 住宅の床面積は70㎡以上
  • 購入価格が1億円以下(税込)
  • 住宅の耐久性などは、住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合しており、適合証明技術者あるいは検査機関が発行する適合証明書があること
  • 築年数などは、申し込みする時点において竣工してから2年をオーバーしている住宅あるいは人がすでに住んだ住宅

適合証明書とは?

中古物件の場合は、適合証明書をもっている適合証明技術者、あるいは検査機関に物件調査を申請して受かると交付される証明書を適合証明書といいます。

築10年以内の中古マンションの場合、適合証明書を省略できる場合があります。新築で分譲されたときに宅金融支援機構が決めた耐久性基準などをクリアしていたことを、前もって確認されていれば省略可能です。

中古マンションで適合証明書が省略できる条件としては、ほかにも次のようなものがあります。

  • 新築した際に旧公庫の優良分譲住宅、市街地再開発、公社分譲住宅、都市居住再生融資に関係する手続きが終わった分譲マンション
  • 新築した際に住宅金融支援機構が決めた耐久性基準に適合している
  • 購入を希望する人の申込日がある年度の年度末から、竣工した際の現場審査合格日が10年以内である

おわりに

ここでは、フラット35の特徴5つ、フラット35が利用できる条件についてご紹介しました。フラット35は、金利がずっと固定であるため安心である、などの特徴があります。住宅ローンは返済が難しそうだしマイホームは諦めようかな、と考えていた方もフラット35なら安心して利用計画がたてられるのではないでしょうか?

フラット35を利用する際は、ここでご紹介したような条件をぜひ参考にしてください。


最終更新日:2019-12-25

 

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