おすすめPickUP!
- 頭金とは?
- どれくらい支払うものなの?
- 頭金をゼロにできるの?
新築一戸建てを購入する場合、一括で現金払いをできる方は稀でしょう。基本的に住宅ローンなどを組んで購入することになるはずです。その際に、「頭金」というものが必要になってきます。
この頭金とは何なのかをこの記事では解説していきます。
新築一戸建てを購入するときに必要な頭金はいくら?
新築一戸建て購入時の頭金についてポイントをまとめると以下のようになります。
- 頭金とは最初に支払うお金のこと
- 購入物件代金の2割が目安
- 頭金をゼロにすることも可能
これらのポイントを確認していきましょう。
頭金とは最初に支払うお金のこと
新築一戸建てを買う場合、ローンを組んで数年かけてお金を支払っていくことになるはずです。頭金とは、ローンでの支払いにおいて最初に支払うお金のことです。
2回目以降の支払いは毎月一定額になりますが、最初の支払いである頭金は自分でどれくらい支払うかを決めることができます。
2回目以降の支払いよりもかなり多めのお金を支払うのが一般的です。
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購入物件代金の2割が目安
頭金は自由に設定することができます。相場としては、購入物件代金の2割程度とされています。
仮に、3,000万円の物件を購入したのならば、600万円を頭金として支払うことになります。ただし、これはあくまで目安です。予算が多くあるならば多めに払っても良いですし、金銭的余裕がないなら1割程度でも構いません。
自分自身のライフプランや経済状況と相談して設定していくことが大切といえるでしょう。
頭金ゼロにできる?
頭金は自分で自由に設定できることを確認しました。ですから、極端な話、頭金を0にしてもよいのです。
ひと昔前までは、住宅ローンを組める住宅金融支援機構では「住宅購入価格の8割が融資の上限」と定められていて、住宅購入代金の2割を頭金として用意しなくてはならないという決まりがありました。
しかし現在では、住宅購入代金の100%を融資してくれるローン会社が大半になってきています。「フルローン」と呼ばれるローンの組み方で、このフルローンで一戸建てを買う人も少なくないのです。
初期費用をあまり用意できないからといって一戸建て購入をあきらめる必要もありません。
頭金が多ければ多いほど楽になる?
頭金ゼロでもローンを組むことは可能です!
加えて、頭金を多く支払っておけば、その後支払っていくお金が少なくなるわけですから、毎月の返済額が減ったり完済までの期間を短くしていくこともできます。
また、住宅ローンの審査では、収入によって借入額の上限が決められているのです。上限に近い金額になればなるほど審査は厳しくなります。ですから、頭金を多く支払っておいて借入額を低くすることで、ローン審査に通りやすくなるというメリットもあるのです!
ただし、新築一戸建ての購入資金として用意したお金の大半を頭金にするのはNGです!
一戸建て購入後は、家具などもそろえていかなくてはなりませんし、不測の事態がおこる可能性もあるのです。
今後のことも考えて頭金にお金を回しすぎずに、ある程度はまとまった金額のお金を残しておくようにしましょう!
頭金を支払うタイミングと支払い方について
頭金を支払うタイミングと支払い方は少し複雑な部分もあります。払い忘れることがないようにしっかりと確認しておきましょう!
頭金を支払うタイミングは物件引き渡しのとき!
頭金は、一戸建ての購入が決定して物件を引き渡してもらう日に支払います。
ただし、一戸建てを購入するときには申込金と手付金と呼ばれる「申し込み」や「契約」の担保となるお金を支払う必要があります。まず、申込金は、新築一戸建ての購入申込をしたときには10万円程度。手付金は、契約を結んだ時に物件価格の5%~10%を支払います。
頭金支払い時には、これらの担保として支払った金額を引いた額を支払います。
頭金は銀行口座引き落としで支払う
頭金は基本的に銀行口座から引き落とされます。ですので、前もってローンを組むときに申請した「引き落とし用口座」に現金を入金しておきます。
そうすれば、頭金の支払日となる物件引き渡しのときに自動で頭金が引き落とされ、支払が完了します。
この際に、注意しておきたいのが着金には意外と時間がかかるという点です。最低でも引き渡し日の3日前には頭金を入金しておくようにしましょう。
おわりに 頭金のルールをしっかりと把握して無理のない返済計画をたてよう!
頭金は物件購入金額の2割程度を支払うのが一般的です。しかし、これはあくまで相場であり、自分のライフプランや資金とも相談しながら、支払う頭金の額を決めていきましょう!
頭金を多く支払うとのちのちの返済が楽にはなりますが、一戸建て購入後は予想外の出費が多くあるものです。
頭金で貯金がすべてなくなったということがないようにしつつ、今後のことも考えて頭金を支払いましょう。
最終更新日:2019-12-25