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マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産売買お役立ち > 地名をみると過去の災害がわかる?マンション購入前に知っておいて損はない、地名と災害の歴史

2019-10-26

最終更新日:2019-12-25

地名をみると過去の災害がわかる?マンション購入前に知っておいて損はない、地名と災害の歴史


マンション購入は、一生に一度あるかないかといっても良いぐらいの大きなイベントです。購入後に後悔しないためにも物件選びは慎重に行いたいもの。

購入後の後悔の一つとして、「災害に弱い土地だった」ということがありますが、実は、土地の名前を見ると過去の災害がわかるケースがあるのです。

災害への脆弱性をはかる判断基準となる「地名と災害の歴史」についてこの記事では確認していきましょう!

災害の歴史が入った地名

マンション購入の際には、周辺の環境だけでなく、その土地がどれほど災害に強いかを確認することも大切になってきます。

この時の一つの指針となるのが「地名」です。地名には、災害の歴史が刻みこまれているということはよくあります。

たとえば、2011年に東日本大震災の津波で大きな被害が出た地域には、「カマ」が付く地名が多くありました。

「塩竈」をはじめ「釜谷」「北釜」「花釜」「原釜」「釜舟渡」「高屋釜」などです。

「カマ」は、古語の「噛マ」に通じるとされていて、津波によって湾曲型に侵食された地形を表すとされているのです。「カマ」という地名に災害の歴史が刻まれ、津波に対する警鐘を鳴らしていたのだといえるでしょう。

また、「カマ」がつく地名としては「鎌倉」が有名ですが、こちらもやはり関東大震災のときに津波による大きな被害を受けています。

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先人の知恵は地名に込められていた

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では、なぜ、地名に災害の歴史を刻むかというと、そこには先人の知恵があります。

自然災害というものは、どこにでも発生するものではありません。土地の中には災害に強い場所もありますし、地盤が弱いなどの理由で災害に対して脆弱な場所も存在しているのです。

そこで、災害が頻発する土地を、あえて不吉な地名や意味のある地名とすることで、起こりやすい災害を警鐘したり極力住まないように注意喚起したりするわけです。

技術が進歩していなかった昔は、災害対策をしたくてもできることが限られていました。だからこそ、自分達の子孫が同じ災害で苦しむことがないように、マイナスな印象を与える地名をつけたのです。マイナスな地名には先人の知恵が隠されているわけです。

ただし最近では地名変更も多い

先人たちの知恵がつまった地名ですが、近年では名前を変更されることが多い傾向にあります。

その理由としては、「より多くの人にこの土地を選んでもらいたい」という思いをもって、宅地開発のときなどに変更されてしまうからです。

どこかマイナスな雰囲気のある地名は多くの人から避けられてしまうもの。新規分譲の際に不動産会社などがキレイな地名に変更することも多く、古地図などを調べると開発前は違う名称で呼ばれていたことは多くあります。

たとえば、2014年8月に広島八木地区で死者58人を記録する土砂災害がありました。この土地は昔は「蛇落地悪谷」(じゃらくじあしだに)という地名で呼ばれていました。この地名には、「蛇が降るような水害が多く土砂災害も多い、悪い(あし)谷」という意味が込められていたのです。

しかし、この地名も「八木上楽地芦谷」と変更され、いまでは「八木」というマイナスさを感じさせない名称になってしまっていました。

先人からの警告を、マンション購入時にどう活かせるか?

災害の多い土地には、地名に災害の歴史が刻まれていることが多いです。特に、以下のような地名があればマンション購入時に注意するとよいでしょう。

  • 蛇・・・土砂が崩れる様子を示している
  • 牛・・・「憂し」で不安定な土地をあらわす
  • 猿・・・地滑り地であることを示す
  • 高、滝・・・崩壊危険地域
  • クル、クレ、クロ、クリ・・・土地が抉られていて崩壊しやすいことを意味する

地名は変更になっている可能性もありますから、地元の図書館などの郷土資料を参考に、古地図を見たりして地名の由来を探ってみましょう。

ただし、地名にこだわりすぎるのも考えものです。

確かに過去にあった災害を地名として記録している例は多くあります。しかし、マイナスな名前の土地であったとしても、その土地が必ずしも危険というわけではないのです!

昔と違って今現在は科学技術が発展しています。ですから、水害の危険性などがあった土地だったとしても、数十年前に水利工事などがなされていて、とっくの昔に安全になっているということもあるのです。

特に、近年の土地開発技術はめざましいものがあり、危険な崖や傾斜地がなくなっている可能性もあります。

逆に、土地開発によって、昔は安全でも今は危険になっている土地も存在しているのです。

地名は一つの目安と考えて、現在の土地の材質はどうか、最近の災害時にどのような被害があったか、といったことにも目を向けてマンションを購入するようにしましょう。

ハザードマップポータルサイト

おわりに 先人の知恵をマンション購入に活かそう!

過去に大きな災害のあった土地などは、地名に危険性を警鐘する漢字や言葉が刻まれています。もちろん、過去と今では科学技術の発展や土地開発によって状況が変わってきています。

しかし、土地選びの一つの大きな参考になるのは事実です。マンション購入は一生に一度といっても良いような出来事であり、今後、その土地に長年住み続けなくてはなりません。

先人の知恵と現在の土地測定技術などをうまく活用して、貪欲に安全性を求めてみましょう!


最終更新日:2019-12-25

 

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