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- 新築一戸建ての維持費はいくら必要なの?
新築一戸建てを購入するならば、その後の維持費もしっかりと意識をしておかなくてはなりません。しかし、その内訳はどのようになっていて、具体的に何にいくら必要かを知らない人も多いでしょう。
普段は意識することの少ない維持費や固定資産税について詳しく確認していきましょう。
新築一戸建ての維持費、いくらかかる?
新築一戸建ては購入すればそれで終わりではありません。必要となる維持費をまとめると以下のようになります。
- 新築一戸建てを維持するには毎年税金がかかる
- いざというときの保険も必要
- 町内会費や交遊費もかかる!
これらを合計すると年間で30万円ほど必要になります! 詳しく内容を確認していきましょう。
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新築一戸建てを維持するには毎年税金がかかる
新築一戸建てなどの住宅は「資産」と見なされます。資産には毎年以下の2つの税金が必要になってきます。
- 固定資産税
- 都市計画税
固定資産税はその土地や建物がどれくらい価値があるかによって額が変わってきます。
そのため、状況によって大きく差がありますが、新築一戸建ての場合、「10~20万円」はかかるといえるのです。
いざというときの保険も必要
新築一戸建ては購入後にどのようなことが起こるかわかりません。ですから、いざというときのために保険に入り、修繕費も積み立てていく必要があるのです。
- 火災保険費用
- 地震保険費用
- 修繕積立費用
保険料などは住まいの状況やどのようなオプションをつけるかで変わってきます。ですが、年間で2~5万円は必要になってきます。
また、将来家族構成が変わった時などにはリフォームをする必要がありますし、住まいというものは暮らしていると老朽化から逃れることはできません。そのときになって慌てないためにも、お金をコツコツと計算して積み立てていく必要があるのです。
町内会費や交遊費もかかる!
新築一戸建てを購入すると近所付き合いも必要になってきます。自治会や町内会があるのならば、その費用を支払わなくてはなりません。
金額は自治会の活動の程度によっても異なりますが、数千円~数万円必要です。
固定資産税のこと、どれくらい知っていますか?
一戸建ての維持費の内、特にお金がかかるのは固定資産税です。損をしないためにも、固定資産税についてきちんと理解しておきましょう。
固定資産税とは? どう計算するの?
固定資産税とは、住宅や土地の所有者に課される税金のことです。以下の計算式でおおまかな金額を算出可能です。
不動産の評価額×1.4%
不動産の評価額は、一戸建てが建っている場所などによって異なりますが、だいたい購入した金額の70%程度になることが多いようです。
ですから、5,000万円の物件を購入した場合、不動産の評価額はその70%の「3,500万円」となります。
固定資産税は「不動産の評価額×1.4%」であり、35,00万円×1.4%で49万円かかるという計算になります!
固定資産税は軽減される条件がある!
固定資産税は先程ご紹介した計算式で算出できます。
しかし、「住宅取得を促進しよう!」という政策があり、住宅用地は所得税が安くなるのです!
- 小規模(200㎡以下の住宅)住宅用地・・・課税額を1/6に圧縮
- 一般住宅用地・・・課税額を1/3に圧縮
固定資産税が60万円支払わなくてはならない場合でも、小規模住宅用地ならば実際に支払う金額は10万円に、一般住宅用地ならば20万円になるわけです!
毎月かかる維持費、節約できるポイントは?
一戸建ての維持費は必要とはいえ、かなり高額になってきます。節約のポイントは以下の通りです。
- 耐久性の高い素材を選ぶ
- メンテナンスが楽な素材を選ぶ
- アフターサービスがしっかりしている業者と契約する
- 自分でできるメンテナンスやリフォームは自分でする
- ライフステージに柔軟に対応できる設計にする
一戸建ての維持費を節約するには、維持管理を少しでも楽にすることが大切です。おしゃれな素材を選ぶことも大切ですが、後々のことを考えるならば、耐久性があり汚れに強い素材を選ぶと良いでしょう。簡単にお手入れできるような素材を内壁や外壁に選ぶとより効果的です。
業者選びの際にアフターサービスなどをしっかりとしてくれると評判の業者を選択すれば、数年間の間は無料で不具合を直してくれる可能性もあります。さらに、自分でメンテナンスなどを定期的にするようにしたり、区切れる部屋がたくさんある一戸建てなどライフステージに柔軟に対応できる家を選択したりするのも大切ですよ。
おわりに 維持費のこともしっかりと意識して一戸建ては建てよう!
一戸建ては建てて終わりではありません。毎年の固定資産税や修繕費など、維持管理するためにはお金がかかってきます。維持管理を怠ると、固定資産税滞納による差し押さえを受けたり、壊れて住めなくなってしまったりします!
維持費をゼロにすることはできませんが、事前に耐久性のある素材を選んだりアフターサービスを受けられる業者から一戸建てを購入したりすれば、節約することも可能です。
購入した後のことを考えていなかったために、お金が足りなくなった! ということがないように、一戸建て購入の際にはしっかりとその後のことを意識するようにしてください!
最終更新日:2019-12-25