• TOP
  • 住宅購入
  • リフォーム・リノベーション
  • お金・制度
  • 地域紹介
  • コラム
マイホームブック(byスターフォレスト) > コラム > デザイナーズマンションに投資する3個のメリットと3個のデメリット

2018-02-19

最終更新日:2018-02-19

デザイナーズマンションに投資する3個のメリットと3個のデメリット


マンション投資で不労所得を得られたらいいなぁ、なんて考えたことなら誰にでもありますよね。投資目的で購入するマンションはファミリータイプ、ワンルームタイプ、どのようなものをお考えですか?

これまでにもマンションを投資目的で購入して利益を得たことのある方であればもちろんのこと、そうでない方でも「デザイナーズマンションで投資」というキーワードはどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。

この記事を参考にして、「デザイナーズマンションに投資」という選択肢はいかがでしょう。

多様化するマンション投資

かつてマンション、という言葉から連想するものは、家族で暮らすための住居と限られていましたが、昨今はライフスタイルそのものがさまざまな形にかわり、個性豊かな暮らしの方法が編み出されました。

その結果、賃貸住宅にもさまざまなトレンドやニーズが生まれ、そのひとつがデザイナーズマンションと言えるでしょう。そんな背景は、マンション投資にも多くの影響を与えてきました。

デザイナーズマンションは文字通り、デザイナーがデザインを施し、その建物や内容に個性があることを重視したマンションです。だからこそ、他のマンションにはないユニークさやオシャレさ、そこに住む特別感というものが生まれ、特有の価値を持つともいえます。

借り手が付きやすい物件を選ぶことが第一優先と考えられがちなマンション投資にも、このようなデザイナーズマンションのトレンドは訪れ、現在も投資物件として人気があります。

デザイナーズマンションに投資する3個のメリット

デザイナーズマンションという言葉の響きからして特別な感じを醸し出す物件ですが、投資するあたり実はさまざまなメリットがあります。マンション投資をする上でデザイナーズマンションを選ぼうとお考えであればぜひとも知っておきたいことばかりですので、チェックしてみてください。

安定した資産価値

デザイナーズマンションである場合、経年による評価の変動に強いという特性があります。つまり、資産価値が落ちにくいということです。

それだけではなく、場合によってはデザインをしたデザイナーのネームバリューが加わって資産価値がぐっと上がるというケースもありますので、投資という観点では興味深いでしょう。

このような物件の場合、内装に使われている素材にもこだわっている場合が多く、通常のファミリータイプやシングルタイプのマンションとはまるで違った雰囲気を持っているものです。

細かな部分にもこだわりを持ちたいという方からはいつまでも安定した指示を得られるのは特徴です。

賃料を高めに設定することができる

どれも似たような間取り、外観、設備になりがちなマンションの中で抜きん出た個性を発揮し、特別感を醸し出すことができますので、通常のマンションに比べると賃料が多少高くても借り手がつきやすいのもデザイナーズマンションの特徴のひとつと言えるでしょう。

デザインしたデザイナーのネームバリューによっては、この付加価値で、想像以上の人気が出る場合もあります。これにより、経年しても安定した家賃収入につなげることができるのです。

売るときにも人気

マンション投資をする以上、ある程度の期間で売却することを検討されている方がほとんどかと思います。

通常のマンションであると、年数が経つとどうしても老朽化が目立ち、修繕するべき場所が増えていきやすいものですが、デザイナーズマンションの場合には、内装であればそれはひとつの味として受け入れられることもあります。

立地条件にもよるところがあるので確実ではないものの、好立地にあるデザイナーズマンションであれば、一般的なマンションよりは高値で取引されているという実態があるのは事実です。

shutterstock_374014318

デザイナーズマンションに投資する3個のデメリット

メリットを先にご紹介すると、「それならすぐに始めたい!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、メリットの多いデザイナーズマンションとはいえ、投資である以上、一般のマンション投資と同様にデメリットが存在します。それらをきちんと把握した上で投資をするかを見極めることで、先にご紹介したメリットが生きてくるはずです。

借り手がつかないリスク

デザイナーズマンションだからといって、それだけで誰もが借り手として飛びつくわけではありません。もちろん、人気の出やすい間取りやデザインのデザイナーズマンションは多いですが、一方位で個性的すぎる間取りや内装、サイズであることもあります。

玄関からすぐに脱衣所があったり、キッチンと洗面所が非常に近かったり、良く言えば近未来的ではあるものの、借り手の人にその良さを理解してもらうのが難しいような物件では空室が出てしまう事が多いでしょう。

空室の状態が続けば、言うまでもなく収入がなくなりますので、投資の意味がありません。できるだけ継続的に借り手がつきやすいような部屋を選んで投資するようにしましょう。

メンテナンス費が想定しにくい

メリットとして、個性豊かな内装やデザインの水回りなどをご紹介しましたが、それにもデメリットは存在します。

デザイン性には富んでいるものの、一般的なメーカーに連絡して修繕や部品交換ができないような設備を使用しているデザイナーズマンションも多々ありますので、そのような物件の場合には特に要注意です。

借り主さんから、「○○が壊れてしまって…」と言われたらすぐにでも交換・修繕するのがオーナーの役割ですが、金銭的にも機会的にもそれが難しいパーツを使用していると、それが叶いません。

(起こりにくいが)デザイナーの評価に影響される

3つ目のリスクは、あくまでご紹介する程度のもので、実際には起きにくいものですが、デザイナーのイメージによってそのマンションも評価が下がってしまう場合があります。

たとえば、社会的にマイナスな行動をしたり、他の物件で不正を働いてしまったりすると、同じデザイナーのマンションだから…という理由だけで拒絶する人もいるかもしれません。とはいえ、このリスクは非常に小さなものですので、頭の片隅にさえあれば問題ないでしょう。

デザインという付加価値にも注目して投資を考えてみよう

ここまで、メリットとデメリットを順にご説明しましたが、デザイナーズマンションの持つ魅力、そして投資する意義をおわかりいただけましたでしょうか。

通常タイプのマンションであれば、暮らしやすい汎用性のあるデザインが最重要視され、あまりオシャレ感や個性は求められません。

ライフスタイルにこだわりがある方は、住む場所にもエッジのあるデザインを求めます。そのような方のスタイリッシュな生活にはデザイナーズマンションがぴったりと当てはまります。

さまざまなことにこだわりを持っている方は、そのこだわりのために多少の金額を払うことはいとわないので、賃料が多少高くても自分らしいと感じられるデザイナーズマンションを選んで住むでしょう。だからこそ、このような方をターゲットとして、デザイナーズマンションに投資をすると良いのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
「デザイナーズマンションはオシャレだけれど、マンション投資の対象としてはちょっと…」なんて腰が引けていた方も、今では少し以前より興味を持っていただけているのではないでしょうか。

通常のマンション投資同様、立地条件や周辺の利便性は確保していないと投資効果がありませんが、デザインという付加価値を持ったデザイナーズマンションなら、今回ご紹介したようなメリットがたくさんあることがおわかりいただけたと思います。

これから対象とするマンションをお探しの方は、ぜひデザイナーズマンションもその選択肢に入れてみてくださいね!


最終更新日:2018-02-19

 

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます